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秋季大祭の意義

天理教が始まった10月26日という、とても大事な日のお祭り

 10月26日はご本部の秋季大祭です。

 秋は様々な神社などで秋祭りが行われますが、そこには、秋に実りを迎えた農作物の収穫への感謝という意味合いがあります。

 では天理教の場合はどうかと言うと、それとは大きく意味合いが異なります。

 

「我は元の神・実の神である。この屋敷にいんねんあり。このたび、世界一れつをたすけるために天降った。みきを神のやしろに貰い受けたい」

 

 これは天保9年(1838年)10月24日、親神・天理王命が、私たち人間に対して発せられた最初のお言葉で、「立教のご宣言」といわれているものです。

 このお告げより数えて3日後の天保9年10月26日の朝五ツ刻(午前8時)、中山みき様の夫の善兵衛様は、親神様の思召しに順う事を決心し、その旨をお返事します。ここに天理教は開かれました。ですから、ご本部の秋季大祭は「天理教が始まった10月26日という、とても大事な日のお祭り」という意義があり、8時に始まるのです。

 

【参考資料】 

天理教事典 第三版 2018年3月26日 第1刷 編者 天理大学附属おやさと研究所 発行所 天理大学出版部 印刷・製本 天理時報社

天理教の考え方・暮らし方 2015年10月1日 初版第1刷発行 編者 発行所 天理教道友社

天理教ホームページ

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