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身近な例から考える「かしものかりもの」③

図書館では、誰でも本を借りることができる!

これまでのブログでは、「かしものかりもの」について、天理教の研究機関原典ではどのように書かれているのかを紹介させていただきました。

今回は、身近な例から「かしものかりもの」について考えてみたいと思います。

 

私は、子どもが幼稚園とか小学校1~2年生のときに、よく一緒に図書館に行っていました。

もちろん小さい子どもですので、おこづかいは持っていません。

それでもなんと、本を借りることができたんです!

 

…当たり前ですね笑

そう、借りるときには、手元には何もいらないんです。

この人はお金を持っているからいいものを、ということはない。

借りるときには、大人でも、子どもでも、だれでも平等に借りることができる。

 

しかも、人の身体は、現代の技術でもいちから作ることは出来ないと言います。

それほどに高機能な身体を、神様は無償で私たちに貸して下さっているわけです。

 ここに、「かしもの」の有難さを感じずにはいられません。

 

この平等性や、無償性を、「かしものかりもの」という言葉は表現しているように思うのです。


しかしここで、ある疑問が浮かびます。

それなら「かしもの」ではなく、「もらう」でもいいのでは?

それについては、次回のブログで!

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